量子サイエンティスト – 実験フォトニクス(Integrated Photonics Unit)|光量子コンピュータの設計・開発・研究を行うスタートアップ
求人詳細
■当社について
当社は、"光量子コンピュータ" の社会実装と実用化を目指して創業した東京大学発のディープテック・スタートアップです。
量子コンピュータには複数の方式が存在しますが、私達が注力している光量子方式は、高いスケーラビリティ(拡張性)と光通信の融合という強みを持ち、実用化と社会への浸透に最も適した方式であると確信しています。
研究開発を積み重ねることでエネルギー効率と計算能力を両立させ、人類が直面する情報処理の限界を解決し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
■募集背景
光量子コンピューティングの可能性を押し広げるため、当チームは集積フォトニクスを活用して光学回路の小型化、これまでにない位相安定性の実現、ならびに光検出および変調の高速化に取り組んでいます。
光と物質の相互作用の強化と効率的なカスタム非線形光学プロセスを活用することで、集積フォトニクス部門は当社の量子アーキテクチャを支える次世代フォトニクスプラットフォームを探求しています。
■職務内容
本ポジションでは、集積非線形光源から精密光制御システムに至るまで、当社の光量子コンピュータの基盤となるフォトニック構成要素の開発・検証を行う光実験の設計、立ち上げ、および運用を担当します。
主要な役割は、PIC(光集積回路)ライフサイクルの実験フェーズです。試作されたチップの特性評価、非線形・量子光学実験の運用、そして実験結果とシミュレーション・解析モデルとの比較検証を行い、次世代設計へのフィードバックを主導します。
・非線形・量子光源:薄膜ニオブ酸リチウム(TFLN)導波路やマイクロリング共振器などの集積χ(2) および χ(3)デバイスからスクイーズド光や光子対を発生・計測する実験系の構築およびアップグレード
・超短パルス光学 & パルス整形:目標とする時間プロファイルや電力レベルを満たすための、超短パルス光源およびパルス整形システム(振幅/IQ変調器、任意波形発生器、分散管理)の開発・特性評価
・レーザー同期・安定化:Pound-Drever-Hall(PDH)法やディザーロックなどのレーザー/共振器の同期、光位相同期ループ(OPLL)、周波数コーム光源を含む周波数/位相の安定化システムの実装
・チップの特性評価:ベアダイおよびパッケージング済みPIC双方に対応した卓上評価系の構築・運用、熱光学・電気光学素子を備えたチップに対する連続波(CW)およびパルス励起下での特性評価(損失、結合効率、共振、非線形・電界光学応答)とシミュレーションやモデルとベンチマークの比較
・開発連携 & ドキュメント作成:設計、RF、電気、機械、ソフトウェアの各担当者と連携した、設計仕様書、試験手順書、評価レポートの作成
■やりがい・魅力
研究開発主導のチームとして、集積フォトニクス部門は創造的な自由度と技術的汎用性に富んだ環境を提供しています。
自チームがテープアウトしたカスタム光チップを自ら扱い、自社ラボの実験系で新しいデバイス設計を実測・動作するハードウェアへと昇華させます。あなたの行う実験が、当社アーキテクチャの核心である量子光源と光制御の性能を左右し、その結果は成熟したプラットフォームおよび新興材料プラットフォーム双方の次世代設計へ直接反映されます。
応募資格
必須
・学位:以下のいずれかの分野で修士もしくは博士号を取得した方
- AMO物理(原子・分子・光)または量子光学
- 光学または非線形光学
- 電気工学または関連分野
・英語力:他の研究者や量子コンピュータ専門家との円滑なコミュニケーションができるレベル
・実験スキル
- ベアダイおよびパッケージング双方の光集積回路(PIC)における卓上評価・テストに関する豊富な実験経験
- 精密位置決めステージを用いたファイバ-チップ間結合(エッジ/グレーティングカプラ、レンズ付きファイバ、ファイバアレイ)やファイバピグテールモジュール評価、さらにプローブ、ワイヤボンディング、またはパッケージされたRF/DCコネクタ・温度制御マウントを介したチップ上の熱・電気制御に関する知見
・非線形光学:χ(2) および χ(3)システムにおける非線形光学プロセス(SHG、SPDC、OPA/OPO、四波混合、ケーア効果など)の実務経験
・超短パルス:パルス特性評価(自己相関、FROG、光スペックアナライザーなど)、パルス整形、分散管理を含む超短パルスレーザーの実務経験
・光周波数コーム:モード同期レーザー、電気光学(EO)コーム、またはマイクロ共振器(ケーア/ソリトン)コームなどの光周波数コームに関する経験
・同期・制御:レーザーおよび共振器の同期(PDH法、ディザーロック等)および光位相同期ループ(OPLL)の経験
・計測器操作: オシロスコープ、信号発生器、スペクトラムアナライザ、光検出器、電気光学変調器などの光エレクトロニクスおよびRF測定器の操作に精通していること
・プログラミング:計測制御、データ取得、解析のためのPython(またはMATLAB)プログラミングスキル、およびバージョン管理(Git等)の使用経験
・モデル構築:物理システムの解析・数値モデルを構築し、実験データと比較検証できる能力
・ラボ経験:光学またはフォトニクス分野での3年以上の実務・実験経験(修士・博士課程での研究経験を含む)
・プロジェクト遂行力:複雑な実験を自立して設計し、R&Dタスクをリードし、測定から得られた知見をチーム全体へ明確に共有・伝達できる能力
歓迎
・第一著者で論文を執筆した経験
・日常会話レベルの日本語力
・ホモダイン/ヘテロダイン検出やショット雑音限界測定を含む、スクイーズド光または光子対の生成・計測経験
・集積フォトニクスプラットフォーム(Si、SiN、薄膜LN/LNOI、III-V族、ハイブリッドシステムなど)およびPIC評価の経験
・マイクロリング共振器、ソリトンマイクロコーム、または周期分極反転波導路(PPLN等)の経験
・レーザー雑音特性評価(位相/周波数雑音、RIN)に関する専門知識
・企業または国立研究所等の公的研究機関での実務経験、あるいはR&Dプロトタイプを製造段階へ移管した経験
・連続量(CV)光量子コンピューティングに関する知識
その他
・ハードウェアを原理レベルから理解し、技術と理論の両輪を扱える方
・自らの専門領域に関する知識を持ちつつ、多方面への挑戦に意欲がある方
・社内・社外の様々な人・企業と新たな価値を創造したい方
応募資格を見て、迷われた方へ
記載の要件は、企業が求める人物像の目安です。ご経歴によっては、要件の一部を満たしていなくてもご紹介できる場合があります。ご自身の経歴で選考に進めるかどうか、この領域を担当するコンサルタントが無料で確認します。
要件を満たすか確認する無料・2営業日以内にご連絡します。ご相談の時点で企業へご連絡することはありません。
労働条件
完全週休二日制, 土, 日, 祝日, 年末年始
年間有給休暇:入社6か月経過後に20日付与
・雇用保険, 健康保険, 労災保険, 厚生年金
・交通費支給(月額上限40,000円)
・ストックオプション制度あり
募集要項
| 役職・部署 | 量子サイエンティスト - 実験フォトニクス(Integrated Photonics Unit)|光量子コンピュータの設計・開発・研究を行うスタートアップ |
|---|---|
| 勤務地 | 東京都 |
| リモートワーク | 可 |
| 受動喫煙対策 | 屋内禁煙 |
| 一次面接 | 通常面接 |
| 職種 | データサイエンティスト / データベースエンジニア / 製品エンジニア(ハードウェア・ソフトウェア) |
| 会社規模 | 31-100人 |
| 管理ID | 16666 |
| 応募締切 | 2026年12月27日 |
会社概要
光量子コンピュータの設計・開発・研究を行うスタートアップ企業です。
光通信・光学・量子技術という世界最先端の領域において、世界屈指の技術力を有するメンバーが集結
<事業に関する特色>
・世界トップレベルの技術者と肩を並べる環境
・光量子分野で25年以上の研究蓄積を持つ大学研究室から誕生したディープテックスタートアップ
・光学・量子・通信の各スペシャリストが集う実験室で、国際色豊かかつフラットなカルチャーの中、世界最先端の技術課題に取り組めます。
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